若山動物病院ブログ
出ちゃうよね
千葉県佐倉市の『若山動物病院』の千明です。
春から初夏にかけては、猫ちゃんの毛が生え変わる「換毛期」の影響で、毛玉による不調が増えやすい時期です。
多くは軽い症状で済みますが、場合によっては食欲低下や便秘などにつながることもあります。
「毛を吐くのはいつものこと」と思われがちですが、体調変化のサインになっている場合もあるため注意が必要です。
毛玉が増える理由
換毛期は、普段より多くの毛が抜けるため、毛玉ができやすくなります。
- 抜け毛が増える
- 毛づくろいの回数が増える
- 飲み込む毛の量が多くなる
特に長毛の猫ちゃんや、毛づくろいが多い猫ちゃんでは注意が必要です。
また、年齢や体調によっては毛をうまく排出できず、胃や腸に負担がかかることもあります。
こんな症状に注意
毛玉がうまく排出できないと、さまざまな症状が見られることがあります。
- 毛を吐く回数が増える
- 食欲が落ちる
- 便秘気味になる
- 元気がなくなる
- お腹を気にする様子がある
特に、「何度も吐こうとするのに出ない」「ごはんを食べない」場合は注意が必要です。
毛玉が腸で詰まると、重い症状につながることもあります。

予防とケア
毛玉対策は、毎日の小さなケアが大切です。
- こまめなブラッシング
- 毛玉ケア用フードの活用
- しっかり水分をとる
- 適度な運動で腸の動きを保つ
ブラッシングが苦手な猫ちゃんは、短時間から少しずつ慣らしていくのもおすすめです。
また、普段から便の状態や吐く頻度を確認しておくことで、異変にも気づきやすくなります。

換毛期の毛玉トラブルは、多くの猫ちゃんで見られる身近な問題です。
しかし、「よくあること」と思っていても、体調不良のサインが隠れている場合があります。
吐く回数が増えた、食欲が落ちたなど、気になる変化があれば早めにご相談ください。