若山動物病院ブログ
突然の雷雨
千葉県佐倉市の『若山動物病院』の千明です。
ここ数日、雷雨が続きました。
13日には複数回の停電もあり、突然の大きな雷の音や停電に驚いたワンちゃん猫ちゃんも多かったのではないでしょうか。
雷の音や稲光、気圧の変化は、ワンちゃん猫ちゃんにとって大きなストレスになることがあります。
まずは、雷を怖がっているときに見られるサインを知っておきましょう。
雷を怖がっているときのサイン
雷に強い不安を感じると、次のような様子が見られることがあります。
- 震える
- 呼吸が速くなる
- よだれが増える
- 落ち着かず歩き回る
- 狭い場所に隠れる
- 飼い主さんから離れなくなる
- 窓や扉から逃げようとする
強い恐怖からパニックになることもあるため、「怖がっているだけ」と考えず、安全を確保することが大切です。

雷が鳴っているときの対策
怖がっているときは、無理に外へ連れ出したり、隠れている場所から引っ張り出したりする必要はありません。
- カーテンや雨戸を閉めて稲光を遮る
- テレビや音楽などで雷の音をやわらげる
- クレートや家具の下など安心できる場所を確保する
- 飼い主さんはできるだけ普段どおりに接する
その子自身が落ち着ける場所で過ごせるようにしてあげましょう。
そして夏の雷雨では、雷だけでなく「停電」への備えも必要です。
夏の停電は熱中症にも注意
停電によってエアコンが止まると、室温や湿度が短時間で上昇することがあります。
特にお留守番中は停電に気づきにくいため注意が必要です。
直射日光を避けられる場所を作る、飲み水を複数用意する、外出先から室温を確認できるようにするなど、停電を想定した対策も考えておきましょう。
また、停電によって照明や家電の音が突然消えるなど、いつもと違う環境になること自体がストレスになる場合もあります。
怖がり方が強いときは動物病院へ
雷への反応には個体差があります。
毎回強いパニックを起こす、長時間震え続ける、呼吸がなかなか落ち着かない、自分を傷つけるほど暴れるといった場合には、雷に対する強い恐怖や不安が関係している可能性があります。
症状が強い場合には、「怖がりだから仕方ない」と考えず、動物病院へ相談しましょう。
突然の雷雨を避けることはできませんが、安心できる場所や停電時の暑さ対策を準備しておくことはできます。普段から「雷が鳴ったらどうするか」を考えておきましょう。