若山動物病院ブログ
顔がパンパンに腫れちゃった
猫ちゃんは、よく「膿瘍」で来院します。
「膿瘍」とは、皮膚の下に膿がたまっている状態を言います。
原因としては、咬み傷などの外傷からの細菌感染です。
つまり皮膚の下が、化膿性しちゃってるんです。
顔がパンパンに腫れて盛り上がってたそうです。
そこまでになると、元気も食欲も無くなっしまいます。
当然ながら、熱も出ます!
顔がパンパン
熱も40度を超えちゃってさ・・・
来院した時には、顔からドロドロと血膿がしたたり落ち始めていました。
顔の毛を刈ってみると、皮膚が壊死を起こして黒くなてっいます。
まずは傷の洗浄からです。
顔には噛み傷みたいな痕があったので、同居猫に噛まれたんでしょうね。
ま~口の中に色々な細菌が住んでます。
その中には、化膿を起こさせちゃうような菌もいます!
特の猫ちゃんの口の中は、細菌がいっぱいですもんね!
抗生剤を飲ませて治しますが・・・
黒ずんだ壊死した皮膚は落ちて、顔に大きな穴が開いてしまいます。
もし穴が開いてしまった、その状態に応じて処置を行います。
これって、 結構大変なんですよ!
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