若山動物病院ブログ
この日の雨は涙のことだったんだね
本日は七夕です。
ここ佐倉市は雨の降る気配はありませんが、場所によっては雨が降ってます。
七夕は、彦星と織姫が年に一度会うことを許された日です。
そんな彦星と織姫は、天の川を真ん中にして向かい合っています。
天の川は、東の空に見える夏の大三角形と言われる星座の間を流れている星雲です。
夏の夜空を見上げると、輝いて見える星が東の方に見えます。
大三角形とは・・・
織姫は『こと座のベガ』
彦星は『わし座のアルタイル』
そして『はくちょう座のデネブ』
この三つの星を結んだものです。
この中で見つけやすいのは「ベガ」で、美しく輝いてます。
七夕の物語は2000年前くらいから、あるとのことなんです。
彦星と織姫はもと夫婦だった、そうです。
しかし二人の間を見た天帝の機嫌をそこねて、離れ離れにしちゃったんです!
七夕は神事であるため、7月6日の夜から7月7日の早朝の間に行われてたそうなんです。
そして午前1時頃って、天の川、牽牛星、織女星が最も見頃になる時間帯だとか・・・
晴れてれば、よく見えるでしょうね。
でも今まで七夕は7日の夜、そう思ってました。
7月6日に降る雨を「洗車雨」と言うそうです。
これは七夕の前日、彦星は織姫に会うために乗る牛車を洗うそうなんです。
その洗った水が雨として降るから「洗車雨」です。
再会を待ち侘び洗車するなんて、思いがこもっていて良いですね!
牛車を洗う手に、ついつい力が入っちゃってますよね!
そして7月6日に降る雨を「催涙雨」とか「洒涙雨」と言います。
この日に雨が降ると天の川の水かさが増し、て二人は会えなくなった悲しみから流す涙。
そのときに二人が流す涙になぞらえて催涙雨と呼ぶようになったとか。
また地域によっては、ようやく会えたのにすぐにお別れしなければならない悲しみから流す涙。
そして再会を喜び、嬉しさから流す涙・・・
七夕の日に降る雨には・・・
いろいろな解釈があるそうですが、どれも感慨深いものですよね!
ま〜自分としては、嬉し涙であると思ってます!
この時期は梅雨明けでにはならない時期で、天候が悪くなりがちです。
九州では線状降水帯により、大雨で増水しちゃって七夕どころじゃありませんよね。
また他の地域も結構雨が多そうです。
皆様が被災から涙を流さなくて済むように、祈っています!