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若山動物病院ブログ

光のなす「技」

昼過ぎから雪が降り出しました!
このまま積もってしまうのか?
それとも雨に変わってしまい、積もらないのか?

雪が積もるか積もらないか、これは大きな問題でなんです。

何故って?
この冬に限って、冬タイヤを装着していないからなんです。
その理由はいくつかあるのですが・・・

雪が降ると言えば何年か前の、庭の一面真っ白い風景を思い出します。

すべてを白く覆い隠す雪の大元は、実は雲なんですよ!
雲は空気中の水蒸気が冷えて出来た小さな氷の粒が、空に浮かんだものです。
この氷の粒がくっつき、大きく育ってしまうと重くなって落ちてきます。
これが雪です。
また落ちてくる途中で溶けたものが、雨なんです。

雨が凍ったものが雪じゃなく、雪が溶けたものが雨ってことなんです。

でも水は凝っても、雪みたいには白くはなりません・・・
それは雪が白いのは、光の反射だからなんです!
そうなんですよ、雪が白いのは雪の色じゃ無いんです。

雪は氷の粒がくっついたモノですが、その粒と粒の間には空気があります。
その氷と空気との間を通った光が屈折や反射を起こし、乱反射状態になります。
その結果、白く見えちゃうんです!

砂糖が白く見えるのは・・・
砂糖の結晶は透明なのですが、白く見えるのはこの結晶が光を乱反射するためです。
雪が透明の氷なのに白く見えるもの、塩の結晶が透明なのに白く見えるのも・・・
また氷が透明なのに、かき氷になると白く見えるのも同じ理由からです。

これら白い色は、そのモノの色じゃ無くヒトが見て感じる色だったんです!
光のなす「技」ってことなんです!