若山動物病院ブログ
攻撃力
佐倉市の『若山動物病院』の新垣です。
動物と触れ合っているとふとした時に私たちが怪我をしてしまうことがありますよね…。
充分に気を付けていても噛まれてしまったり、ゴキゲンがナナメなときに…なんてこともあります。
ワンちゃんや、特にネコちゃん…(=^・^=)
今回、ちょっとネコちゃんに私が齧られてしまったので、その関連のお話を書こうと思います( ;∀;)
パスツレラ菌が関係していることが多いです。
パスツレラ菌は、高い確率でネコちゃんやワンちゃんの口の中にいるものです。
この菌は、ネコちゃんの約100%、ワンちゃんの約75%が持っているとされています。
ネコちゃんやワンちゃん自身は常在菌なので影響はありませんが、
私たちヒトが噛まれたり引っかかれたりした傷口に入ると腫れて赤くなったりします(=゚ω゚)
少し分かりずらいですが、人差し指が腫れて意識しないとまっすぐになりません…
今回はこの程度でしたが中には腕全体が腫れたり、リンパ節も腫れ上がったりするのでヒトの病院へかかることをオススメします…
噛まれてしまった場合には応急的に傷口を十分に洗うことは必須ですよ!
噛まれてしまってバンバンに腫れ上がる…
ネコちゃん関わりのある方は経験あることが多いと思います( ゚Д゚)
(大半が噛まれたり引っかかれたりしての感染ですが
ごくまれにくしゃみや咳などの飛沫から発症したケースもあるそうですよ)
ネコちゃんやワンちゃんと仲良く心がけるのはもちろんですが、
もしガブッと噛まれたりパンチをもらって傷ができたときには腫れ上がる前に病院へ行きましょう!