若山動物病院ブログ
お手紙
千葉県佐倉市『若山動物病院』の植松です。
こんにちは、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
今日は雨ですが、やっと暖かい毎日が訪れそうですね。桜の開花が楽しみです(^ ^)/
季節の変わり目なので、体調不良の子まだまだ続いております。 サプリメントや温度調節などで、ぜひぜひ『予防』していただければと思うのですが…
『予防』といえば、みなさん狂犬病予防注射済票交付申請書は届きましたか?
私は毎年この手紙が届くと、フィラリア・ノミダニ・ワクチンetc 動物病院に行かなくては!!! と思うタイミングでした。
この手紙は、狂犬病のワクチンを打っているだけでは届きません。 お住まいの市区町村に、犬の登録をしなければ届かないのですが…
では、そもそもなぜ狂犬病のワクチンを打たなければならないのか?
みなさんご存知の通り、人獣共通感染症(ズーノーシス)だからです。 法律でワクチン接種が義務付けられているのは狂犬病だけですからね!怖い怖い病気なんです!!
狂犬病は犬という字を使いますが、犬だけではなく人を含む全ての哺乳類がかかり得る病気です。 この病気は症状が悲惨なだけではなく、一旦 発病すると現在の医学でも治療方法が全くない、 死亡率ほぼ100%の恐ろしい病気だと言われています。 人から人への感染はなく、狂犬病ウイルスを持つ動物が人間を噛んだり、 傷口を舐めたりするだけで感染する可能性があります。
そのため犬の飼い主には、
①現在居住している市区町村に飼い犬の登録をすること
②飼い犬に年1回の狂犬病予防注射を受けさせること
③犬の鑑札と注射済票を飼い犬に装着すること
が法律により義務付けられています。
ただこの接種率、近年 下降気味で全国接種率は7割、地域によっては5割を切る結果になっているそうです。
原因の一つとして、コロナで集合注射が各地で延期・中止になっているからとのことなんですが…
はい!!!
私も毎年 近くの公園で受けていた人です。 散歩ついでにですとか、注射済票もすぐにもらえるからで利用していました。
若山動物病院は、登録・届出を代行しておりますので、 佐倉市にすでに犬の登録をされている方には注射済票を即日お渡しできます。
ぜひ、散歩ついでにご予約お立ち寄りください。