若山動物病院ブログ
五月病
千葉県佐倉市『若山動物病院』の植松です。
こんにちは、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
私はこのゴールデンウィーク中、洗濯物を干していただけなのに 4箇所も蚊に刺されてしまいました…(T^T)
みなさん、フィラリア予防の準備はお済みでしょうか?
予防と一緒に『春の健康診断』をご案内できるのは、今月末までとなっております。
お忘れのないよう、よろしくお願い致します!!!
ゴールデンウィーク明け、この時期といえば『五月病』という言葉がよく目に耳に入ります。
ワンちゃん・ネコちゃんも季節の変わり目は、メンタルや身体の不調がでやすい時期です。
そこに、4月からの飼い主様の心身の変化を感じ取り、『五月病』のように体調を崩してしまう愛犬・愛猫もいます。
⚫️下痢・嘔吐
⚫️食欲不振
⚫️粗相や無駄吠えなどの問題行動
⚫️異常な毛繕いや自傷行為
などが続くようであれば、動物病院の受診を考えてください。
また ゴールデンウィーク中、飼い主様が自宅にいること・飼い主様と一緒にいられることが当たり前になってしまい、普段のお留守番生活が耐えられない!と不安になってしまっている子もいるかもしれません。
〜対策として〜
①日光を浴びる
日光を浴びると、体内でセロトニンといわれる幸せホルモンが作り出されるため、ストレス緩和に繋がります。
そのため 日光浴を兼ねたお散歩は、リフレッシュにとっても最適です。
適度な運動は、血や気の巡りをよくしてくれて 凝り固まった心と体を解きほぐしてくれます。
②スキンシップをとる
愛犬・愛猫にとって 飼い主様とのスキンシップは、何よりのストレス解消法です。
実際 スキンシップをとることによって、愛情ホルモンのオキシトシンが 愛犬からも飼い主様からも分泌されることが知られています。
さらに このオキシトシン、目と目があうだけでも分泌が増えるということもわかっています。
③睡眠をしっかりとる
脳と体を休めるためには、良質な睡眠が重要です。
睡眠の質を上げてくれるメラトニンというホルモンは、日中に分泌されたセロトニンを元に作られています。
④腸内環境を整える
セロトニンは、大部分が腸に存在するので 腸内環境を整えることが、セロトニン増加に繋がっています。
ちなみにこれらは、飼い主様にも有効です(^ ^)/
無理をされず、今日を過ごしていきましょう!!!