若山動物病院ブログ
レーザーパワー
こんにちは。
千葉県佐倉市『若山動物病院』の松田です。
本日はレーザー治療についてお話したいと思います。
当院でレーザー治療をされている方はご存知かと思いますが、あまり知られていない治療方法だと思いますので今回紹介させていただきます。
上の写真はレーザー治療をするための機械になります。
レーザー治療とは?
レーザー治療は、特定の波長の光を使用して細胞の代謝を促進し、痛みや炎症を軽減する治療法です。レーザーの光が組織に浸透すると、細胞のエネルギー生産が増加し、修復過程が早まります。これにより、傷の治癒や痛みの軽減が促進されます。
レーザー治療の主な用途
1. 関節炎。レーザー治療は、関節炎による痛みや炎症を軽減する効果があります。関節の動きをスムーズにし、犬の生活の質を向上させることができます。
2. 傷の治癒。手術後の傷や外傷の治癒を早めるためにレーザー治療が使用されます。痛みの軽減とともに、感染リスクを低減させることも可能です。
3.筋肉の痛み。筋肉の緊張や痛みを緩和するために、レーザー治療がとても有効です。これにより、犬の動きが楽になります。
上記の写真のような膝蓋骨が外れやすい子なども適応になります。
レーザー治療のメリット
1. レーザー治療は手術を必要とせず、痛みや不快感が少ないため、ワンちゃんにとってストレスが少ない治療法です。
2. 治療後の回復が早く、犬の活動性を早期に回復させることができます。
3. レーザー治療は副作用が少ないため、安全に使用できます。
4. さまざまな疾患や症状に対応できるため、幅広い治療に使用可能です。
まとめ
レーザー治療は、犬の痛みや炎症を軽減し、回復を促進する優れた治療法です。痛みや不快感が少なく、副作用が少なく、さまざまな疾患に対応できるため、多くの飼い主様にとって魅力的な選択肢となっています。もし、関節炎や傷の治療に悩んでいる場合は、病院にご相談ください。
それではまた!