若山動物病院ブログ
寒波と体調不良:嘔吐や下痢に注意!
このところ猫ちゃんの吐いているという相談や、吐き気が止まらず受診したとう飼い主さんが多くいらっしゃいます。
さらに下痢を伴う場合や、膵炎と診断された猫ちゃんもいます。
この寒い時期に注意すべきポイントを、解説します。
最強寒波と猫の消化器トラブル
天気予報でも最強寒波のピークと言われるほど冷え込みましたが、寒さが厳しくなるとヒトだけでなく猫ちゃんも体調にさまざまな影響が出やすくなります。
特に急激な気温の変化は消化器系にストレスを与え、嘔吐や下痢を引き起こすことがあります。
そうなんですよねぇ〜
寒波の影響でカラダが冷えると、胃腸の働きが悪くなってしまうんでしょうね。
その結果、消化不良を起こしやすくなります。
しかも寒いと飲む水の量減ることで脱水を引き起こし、膵炎につながることもあるんですよ!

膵炎を伴うケース…そのサインとは?
膵炎は早期発見と早期治療が重要な病気です。
そのため、以下のような症状が見られたら診察を受けましょうね。
- 嘔吐や下痢が続く
- 食欲が落ちる
- ぐったりしている、動きたがらない
- お腹を触ると嫌がる
特に普段元気な猫ちゃんが、急に食欲をなくした場合は注意が必要です。
膵炎は進行すると危ない状態にもなることもあるため、気になる症状があれば放置しちゃダメです!
寒波の日のケアポイント
- 温かい環境を作る
- 水分の補給を意識する
- 消化に優しいフードにしてみる
体調を崩しやすいこの季節、ちょっとしたケアで猫ちゃんの健康を守ることができます。
嘔吐や下痢が続く場合は、早めに診察を受けましょう!
【参考記事】
以下に猫ちゃんやワンちゃんの嘔吐や膵炎に関する情報が掲載されている記事のリンクを記載いたします。
これらの記事では、嘔吐や膵炎の症状、原因、治療法について詳しく解説されています。ぜひご参考になさってください。