若山動物病院ブログ
なぜ水を飲むことが大切なの?
カラダの60%以上が「水分」!
ワンちゃん・猫ちゃんのカラダの約60~70%は、水分からできています。
カラダの中の水分は血液、リンパ液、消化液、尿など、もちろん細胞の中にも含まれており、あらゆる体内の働きを支えています。
つまり、カラダの中の水分が足りなくなると・・・
- 血のめぐりが悪くなり、栄養や酸素が届きにくくなる
- 老廃物がうまく出せず、体に負担がかかる
- 体温調節ができず、熱中症になりやすい
- 便秘、泌尿器の病気、歯周病などのリスクがUP

水分不足は、全身に悪い影響を与えてしまいます。
「水=命を守る栄養素」
水は「第6の栄養素」とも呼ばれています。
つまり『ごはんやおやつ』と同じくらい「水」も大切な栄養のひとつなんです。
水をしっかり飲むことで
- オシッコがしっかり出て、膀胱炎や結石予防に
- ウンチが柔らかくスムーズに出て、便秘予防に
- 唾液がたくさん出て、口の中が清潔に(歯周病予防)
- 熱が体にこもりにくく、体温が安定する

ちゃんと水分を取ることで、良いことがたくさんあります!
たった10%の水分喪失で命に関わる
カラダの中の水分の10%を失うと、命の危険があるといわれています。
つまり・・・
わずかな脱水でも「ちょっと元気がない」「ごはんを残す」など、体調にサインが現れることがあります。
意外と忘れがち!「隠れ脱水」
夏だけでなく冬の暖房など季節的なものだけでなく、シニア期など年齢的なことでも脱水は起きやすくなります。
「水を飲んでるから大丈夫」と思っていても、飲んでいる量が足りていない場合もあります!す。
★まとめ:水を飲むことは「病気予防の第一歩」
「いつでも、どこでも、きれいな水をたっぷり」
そんな環境を整えてあげることが、病気を防ぎ、健康を長く守るカギになります。