若山動物病院ブログ
冷えちゃった
11月は秋なのかな?冬なのかな?って思うことがありませんか??
当地やっと紅葉してきたんですが、その紅葉は秋のモノです!
でも11月 8 日が「立冬」なので、暦の上じゃ冬が始まっているんです。
だから11月は秋でもあり冬でもある季節、つまり秋と冬の変わり目の季節なんです!
それにしても、朝夕は冷えを感じるようにもなってきました。
そして寒くなると冷えやすいのが、お腹!
このお腹の冷えには、急性と慢性とがあるの知ってましたか?
「急性の冷え」は、外側からお腹が冷えてしまうことにより起こります。
しかもこの冷えば一時的なため、チョット気をつけると治ってしまうことが多いんです。
これに対して「慢性の冷え」は、体質に関係あるものがほとんどです。
そのため、なかなか良くならないことが多いんです。
そして「慢性の冷え」の原因は「胃腸の弱り」!
つまりか胃腸の筋肉の動きが弱まると血液の流が滞り、それが原因で冷えてしまうのです。
健康な胃腸は動きも良いため、食べると体が温かくなってきますよね。
でも胃腸が弱いと、そんなに体は温まらないんです!
このように「胃腸の弱り」は、お腹だけじゃなく体も冷えやすくなってしまうんです!
そして「胃腸の弱り」だけじゃなく「体の弱り」からもお腹が冷えることがあります。
「体の弱り」とは老化や病気などから体力が落ち、その結果体を温める力も衰えてしまうんです。
つまり「体の弱り」から、冷えやすい体となってしまいます。
このように・・・
「胃腸の弱り」も「体の弱り」もお腹が痛くなったり、下痢になりやすくなります。
「急性の冷え」は外側から温めてあげると、良くなることがほとんどです。
そんな時は、やはり1番は腹巻でしょう!
「慢性の冷え」は、内側からも温めてあげることが大切とは言われますが・・・
でも、それはワンちゃんにとっても難しいかもです!
だって冷たいものは避け温かいものを食べると良いと言っても、なかなかですよね?
また「胃腸や体を温める食材」を選ぶと言ってもね・・・
それも、なかなか無理ですもんね!
だから外側から温め、冷えに強い体を作ることが重要なんです。
ちなみヒトの世界の事ですが・・・・
胃腸を温めてくれるスパイスってのがありますよね!
乾燥生姜や山椒が有名ですが、試してみて下さい!
もちろん、ヒトで使うんですよ!