若山動物病院ブログ
嬉しい一言
不調・・・
そのような事で調べてみたら、お腹の中に腫瘍がある
詳細を知るためにCT検査を依頼してみたら・・・
なんと腎臓や肝臓など、お腹の中の臓器に転移してしまっている。
がんの転移とは、がん細胞が発生した場所から離れた場所に腫瘍作ってしまう事です。
がんが転移せずに、そこに留まっているなら手術もできることがあります。
しかし、あちこちに転移してしまうと・・・
すべてを取り除くことは難しいと言うか不可能となってしまいます。
しかも食欲も元気も落ちてきて・・動きも悪い。
そんな子の、活性化リンパ球療法を行うことになったのです。
何かしてあげたい、どうにかしてあげたい!
飼い主さんとしては、そんな気持ちがいっぱいなんでしょうね。
そしてリンパ球療法を行なったのです。
処置後、見た目には変化もなさそう去ったのが・・・
今まで見向きをしなかったおもちゃに、
階段を上るよう
食欲はある訳じゃ無いが鰹節をほしがるようにも
また顔つきも良くなったとか
すべての子に、このように効果が見られるとは思わないが
少なからずも治療を受けた子には、何らかの変化が見られています。
そして家族の方の
「やって良かった!」
この一言がすっごく嬉しい!
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