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若山動物病院ブログ

Wパンチ!

口内炎がひどくフードを口にすると、悲痛な声を上げる。
食欲はあるのに食べられない。
ドライフードが大好きな、そんな猫ちゃんが来院しました。

口の中を調べてみると・・・


あららッ
上顎の後臼歯とその横の前臼歯に、歯石が!

岩牡蠣みたいな歯石!
しかも歯茎に食い込んでるよ

そのため、その部分の歯茎が赤く腫れ上がっています。
しかもチョット触るだけでも、ジワ~ッと血がにじみます。
歯茎が赤いのは歯石と接してる部分だけで、他は綺麗・・・

ご~い・・・
歯周菌いっぱい、カビも生えてる
こりゃァ・・・
大変だ!

しかも・・・
しかも、猫免疫不全ウィルス、いわゆる猫エイズに感染しています。
歯周菌とのWパンチです。

左の方の検査で
エイズに感染してるのがわかります。
右の方の検査で
歯周病の病巣から検出される酵素の活性具合を測っています。
赤色に濃く変色するほど悪い・・・

猫免疫不全ウィルス・・・
いわゆる猫エイズに感染すると、歯肉炎や口内炎が出来やすくなります。
と言うか、口内炎がよく見られます。
そんな口内炎は、薬を使ったり歯を抜くなど様々な治療方法があります。

猫エイズに感染しても、健康な猫と同じように暮らし寿命をまっとうする猫もいます。
そのためにもストレスを与えないなど、発症のリスクと健康管理に気をつけてあげましょう。

それでこの猫ちゃんは・・・
口が痛いのは、超ストレスになります。
そのため・・・
まずは口の中の悪い奴らをやっつけます。
それから、全身麻酔での歯科処置です。

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