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若山動物病院ブログ

マダニの予防してますか?

皆さんはライム病って病気を知ってますか?
あまり聞いたことのない病気ですよね!
今日は、そんなライム病のは話です、

今月の27日に「EXILEのATSUSHI」さんが、マダニからライム病が感染し「完治に2、3年かかりることを明かしたよね。
ライム病は過去にはジャスティン・ビーバーも感染し治るまでが大変だったとか、リチャード・ギアに至っては死の淵を歩いたとも聞きました。

このライム病は「人獣共通感染症」の一つで、ワンチャンや猫ちゃんにも感染する病気です。

ライム病はアメリカのコネチカット州のライムという町で発生したことでから、この名前が付けられたんだよ!

ちなみライム病への感染にはマダニが関係するため、ヒトからヒトへ感染することはありません。

目次

症状

感染初期は、マダニ刺された部位に赤い斑点や、皮膚がブツブツと小さく盛り上がった丘疹が出て、徐々に皮膚の赤くなっている部分が広がって行きます。
この皮膚の症状は「遊走性紅斑」と呼ばれる、特徴的な病変とも言われています。

感染初期の症状は、熱が出て悪寒や倦怠、感筋肉痛、関節痛、頭痛などインフルエンザに似てい流そうです。
そのためライム病とは診断されず、他の病気と勘違いされてしまうこともあります。

重症化すると動悸や不整脈、神経痛、脳や脊髄の炎症など様々な症状が現れます。
ライム病を治療しないと、最後には関節炎や脊髄脳炎などが悪化し死亡することがあります。
また治療が遅れると、後遺症が残ることもある怖い感染症です!

マダニに咬まれた場合には「マダニに直接触れない」ようにしてね!
「皮膚に食い込んでるマダニ」を取り除く際には、ダニの口が皮膚に残らないように注意深く取るんだよ!

予防方法

  • ヒト:草むらや藪の中に入るときは、肌を出さないような服装をする
  • ヒト:マダニの住む場所に近寄らせないこと
  • ワンちゃん・猫ちゃん:予防薬を使用すること!

マダニに笹の葉みたいな葉に潜んでいることが多いんだよ!
だから散歩の時に草むらに入る時には、気をつけましょうね!

ちなみ前職の時のことなんですが・・・
北海道の白老にあった研究所に行った際のことなんです。

これが超広大な敷地の中にある研究所で、鮭の上る川やクマ笹のヤブや森があったんです。
そこで、仕事に合間に、皆で野を超えヤブ超え散策に出たんです。
道なき道を歩んでたらマダニ数匹に首筋を咬まれた、そんな経験があります。

マダニのイメージ模型

実に何と言って良いやら、マダニが皮膚に付いたのも気づないし、咬まれても痛くも痒くも無く咬まれたことさえもわからないんです。
だからマダニは血の吸い放題!

その際に、マダニを取ってもらったんですが・・・
彼らはマスクして手術用の手袋して防備!
マダニを潰さないように、またマダニの口が皮膚に残らないように慎重に取り除いてました。
医学の道を歩む人たちでしたから、マダニの怖さを知っていたんでしょうね!

ちなみ私は、ライム病は発症しませんでした!

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