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若山動物病院ブログ

お肌カサカサ!痒い痒い!

チョット前までは暑く秋に入ったばっかりだって言うのに急に寒くなって、なんか気持ち的には冬って感じです。

そうそう院長、足のスネ乾燥しちゃって痒い痒いって掻いてたよ。
そしたらし血が出ちゃって「痒い が 痛いになってしまった」って言ってた。
「皮膚炎は掻いちゃダメ」って、自分で言ってんのにさ掻いてやんの!

気温が下がると空気中に含まれる水分量が減るため、空気が乾燥します。
屋外の湿度が下がれば、当然室内の湿度も下がりますよね。
さらには季節的に暖房器具など、乾燥を促すものも増えてしまいます。

空気が乾燥していると、お肌の水分が蒸発しやすくカサカサになってしまいます。

湿度を50%以上にキープしないと、お肌の乾燥は防げないんだってさ!

寒いと当然ながらお肌も冷えてしまい、血流が悪くなり栄養も届きにくくなってしまいます。
その結果、お肌のバリア機能も落ちトラブルが発生しやすくなってしまうのです!
このように冬のお肌の乾燥は、この時期ならではの原因があります。

実に実に・・・
お肌の乾燥はヒトだけじゃなく、ワンちゃんや猫ちゃんにも起こります。
特にワンちゃんは、カサカサお肌の痒みでの来院が増えてるように思います。

そんな時には保湿だよ!
とにかく保湿!保湿なんだよ!

しかも、お肌だけじゃなく肉球も乾燥しちゃうんです。
肉球は乾燥状態が続くと、ヒビ割れを起こしてしまうこともあります。

ヒビ割れは、痛いよ!
歩くのも嫌になるんだ・・・

場合によっては、ヒビ割れしたところから出血なんてこともあります。
そのため肉球を気にしたり、舐めたりしてしまうんです。
「舐め=トラブル発生!」と思ってもOKです!

お肌の乾燥も、肉球の乾燥も保湿でケアしてあげましょうね。
私も、お肌の乾燥防止にと言うか治療と言うか保湿を頑張ってます。
外からの保湿も大切ですが、食べ物から摂れる栄養素にも乾燥に良いものがあります。

そうなると、やっぱりタンパク質と亜鉛ですかね・・・
体を作っているのはタンパク質、亜鉛はタンパク質の代謝や細胞の新陳代謝、免疫やお肌のターンオーバーに関わります。