若山動物病院ブログ
逆行性健忘?
検診最後の検査は、胃カメラでした。
「胃カメラ」は「電子内視鏡」と呼び、細長いスコープを挿入して食道や胃、十二指腸を観察し、がんや胃の炎症などのを調べる機材です。
今ではスコープを口からだけでなく鼻から挿入できる機材や、鎮静剤を使う方法をあります。
口からはオエッオェッってなるし、鼻からは鼻血すると嫌だし!
よし初体験!
鎮静剤を使ってもらって検査してもらおう!
内視鏡室に入ると点滴をしたり、酸素飽和度や血圧計を装着などの準備が始まりました。
そろそろ検査の開始かと思っても、ドクターはスコープを持ったままジーッとして微動だにしません。
いつ始まるのかな?
鎮静剤は注射したのかな?
まだ体調に何の変化も感じないしな・・・・
そんな事を思ってたら・・・・
あら〜ま、気がついたら検査も終わって病室で寝てました。
いやぁ〜こりゃ楽
何も辛くなかったし次回も鎮静剤を使ってもらおう!
しかし夜になって、iPadの中の写真を見てビックリ!
何で、こんな写真があるんだ?
看護師さんが写す訳はないし!
そうなんですよ、全く撮影した記憶の無い写真が何枚かあるんです。
もう驚き!!
その写真を撮った理由も分からん!
足がタコのようになってたから??
ぁぁぁぁぁッ!
記憶が無い・・・
いや~参った!
検査が始まる前から、病室に戻り普通の状態に戻るまでの記憶が、超スッポリと抜け落ちちゃってるんです。
酒飲み過ぎて起こる「覚えてない」と同じ、その時みたいになちゃってるんです。
写真さえ撮ってなければ気が付くこともなく、「鎮静剤使っての検査は楽チン」で終わった事ですもんね。