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若山動物病院ブログ

あくび

あくび

猫が大きな口をあけ「あくび」をしていると、なぜか口の中に指を入れたくなってしまいます。
口に中に指を入れると、ビックリして眼を見開き動きが一瞬止まります。

だからと言って、嫌われたことはありませんが・・・

猫のあくびを見ると、なんか「ほんわか」気持ちになってしまいます。
だからでしょうか?
意地悪したくなっちゃうんですかね

猫って「あくび」をしたからって、その後に眠るわけでもありませんし・・・

でもあくびをするのは、どんなときなんでしょうね?

昔は「あくび」は脳が酸素を欲しがってる時に出る、いわゆる「酸素欠乏仮説」がありましたが、これはとっくに否定されちゃってます。
でもいまだに言う方も、いらっしゃいますよね!

「あくび」も「くしゃみ」と同じで、思いがけない時に起こりますよね。
しかも「ゆっくりと大きく口を開けて深く息を吸う」事までは同じ、かも!

「あくび」は脳にある視床下部から出る信号で、出るそうです。
この信号は、他の動物でも出ると言うから鳥や亀や蛇などでも「あくび」が出るらしいですよ!

そんな「あくび」は、脳の温度調整機能だそうです。
つまり、ストレスで脳の温度が上がってしまうことを防ぐものなんですって!

脳をリラックスさせるときに行う呼吸法ってありますよね。
息を吸う時より、吐く時は「ゆっくりと細く長く」意識する、あれです。

鼻からゆっくり大きく「1,2,3」と、お腹を膨らませながら息を吸います。
「4」で軽く息を軽く止めて
口から ゆっくり、お腹を凹ませながら「5,6,7,8,9,10」と息を吐きます。

息を吸うのが緊張で、息を吐くのがリラックスなんです。
これをカラダが無意識にやってるのが「あくび」なんでしょうね。