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若山動物病院ブログ

去勢で防ぐ『前立腺肥大』

千葉県佐倉市の『若山動物病院』獣医師の齋藤です。

みなさんは去勢を済ませていますか?
去勢をするだけで防げる病気があることはご存知でしょうか。

過去のブログで去勢の大切さを説いているものがあります。
よろしければそちらも是非お読みください。

この画像は2回目の登場ですね!あと1回かな、また登場しますので次回もよろしくお願いします。

さて前回はセルトリ細胞腫の話をさせていただきました。
今回は『前立腺肥大』の話をさせていただきます。

前立腺とは、膀胱からペニスに向かう尿道の間にちょこっと付いている器官です。機能は精液を保護する分泌物を出しています。

去勢をすることによってこの前立腺が病的に大きくなるのを防ぐことができるとされています。

では、前立腺が肥大するとどんなことが起きるのでしょうか。

前立腺は尿道の一部を覆うように存在します。
それが肥大していくと尿道を圧迫し、おしっこが出にくくなってしまうのです。

お薬で前立腺を小さくしても、再発してしまうことが多いのもつらいところです。

尿意はあるのにおしっこが出ない。。。
これも本人にはかなりつらい状態です。

おしっこは4日出ないと致命的だと言われています。かなり危険な状態になります。
尿毒症という状態ですね。
そうなるとカリウムなどの電解質のバランスや、体の中のpHのバランスなども崩れます。

全身がダルくなるならまだしも、心停止の危険性も出てくる状態なのです。

どれくらい危ないことなのかご理解いただけたかと思います。

もちろん、尿路閉塞は前立腺の肥大だけが理由になるわけではありません。
結石、腫瘍、腎不全なども尿路閉塞の理由になります。

ですが、去勢で尿路閉塞の原因のひとつである前立腺肥大は防ぐことができると言われているわけです。

歳をとってからの全身麻酔による手術に抵抗がある方が多いと思います。
若いうちに去勢をすることで性格はマイルドに、前回お話しした『セルトリ細胞腫』、今回の『前立腺肥大』を防ぐことができます。

繁殖する予定がないなら、是非去勢をご検討ください。

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