若山動物病院ブログ
父の日は乳の日
本日6月15日は「父の日」ですね。
日頃がんばっているお父さんに、感謝の気持ちを伝える日でもありますす。
でも・・・仕事柄でしょうか?
ふと脳裏をよぎったのは「父=ちち=乳・ミルク」
そう「ちちって、父でもあり、乳(ミルク)でもある」なぁ〜って・・・
チョット変な切り口ですが・・・そんな「ちち」についてです。
ヒトけでなくワンちゃんや猫ちゃんのお父さんも、もちろんミルクは出ません。
それは当たり前のことでが・・・
でもヒトのお父さんは、おむつ替えをしたりミルクを温めたり、泣いてる赤ちゃんを抱っこしてくれたり・・・
そんな姿、あなたも見たことがあるかもしれません。
「母乳」は出せなくても「愛情のミルク」はたっぷり注いでくれるのが、お父さんという存在なのかもしれませんね。
しかしワンちゃんや猫ちゃんの世界でも、父親は「育児不参加」なイメージがありますよね。
でも実は、そんなことばかりでもありません。
それは子犬や子猫のそばで、そっと見守る「パパ犬」や「パパ猫」です。
出産したあとパパが近くに寄り添い、赤ちゃんの様子を見守ることがあります。
報告されています。
またカラダの上に登られたりチョッカイを出されても怒らずにじっとしている、優しいパパがいます。
「おっぱい」は出なくても、そっと寄り添う姿に「父の愛」を感じる瞬間です。
そう思いませんか?
母乳は出なくても、愛情や優しさは注げますもんね。

そして「乳」といえばミルク。
特に発酵乳(ヨーグルト)は、腸内環境を整えることが知られています。
腸は「第二の脳」ともいわれ、健康のカギを握る重要な器官です。
父の日のこの時期、飼い主さん自身もワンちゃん・猫ちゃんも、改めて「お腹の健康」に目を向けてみてはいかがでしょうか。
そんなことから・・・
今年はチョット視点を変えて「乳=ミルク=健康」にも目を向けてみましょう。
「お父さん、いつもありがとう」
パパ犬にもパパ猫にも、ごほうびを贈ってみましょう。
最後に・・・
父の日は「ありがとう」を伝える日。
乳(ちち)の日「健康を支える」ことを考える日。
お腹の元気が、毎日の笑顔につながりますように!