若山動物病院ブログ
トイレチェック

こんにちは。千葉県佐倉市の若山動物病院の松田です。
毎日一緒に過ごしていると、お散歩の回数やトイレの様子は何となく見ていても、「おしっこの回数」まで意識している方は少ないと思います。
しかし、おしっこの回数の変化は、体調の異変を知らせる大切なサインです。
普段よりおしっこの回数が増えた場合、水を飲む量が増えていることが原因のこともありますが、腎臓病や糖尿病、ホルモンの病気などが隠れていることがあります。また、膀胱炎では少量のおしっこを何度もする、トイレに何度も行くのにあまり出ない、といった症状が見られます。
反対に、おしっこの回数が減ったり、なかなか出なかったりする場合も注意が必要です。脱水や腎臓の異常だけでなく、尿路結石や尿道閉塞によって尿が出せなくなっている可能性もあります。特に猫ちゃんの尿道閉塞は命に関わる緊急疾患です。何度もトイレに行くのに尿が出ない、苦しそうにいきむ、落ち着きがない、元気や食欲がないといった様子があれば、すぐご相談ください。
普段から、意識的に1日に何回くらいおしっこをするか、量や色はいつも通りか、水を飲む量に変化はないか、排尿するときに痛そうではないかなどを確認しておくと、小さな異変にも気づきやすくなります。
おしっこの回数や様子の変化は、さまざまな病気の早期発見につながります。「少し気になるけれど様子を見ようかな」と迷う場合でも、お気軽にご相談ください。
それではまた。