猫がトイレ以外でしてしまう理由|診療で見る原因と対策

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猫がトイレ以外でしてしまう理由|診療で見る原因と対策

猫がトイレ以外で排尿・排便をしてしまう原因を解説するDr.Nyanコラムのアイキャッチ。おたま(三毛猫)がトイレの横に座るイラストを用い、病気やストレス、トイレ環境など診療で確認する原因と解決法をテーマにしたデザインです。

布団、カーペット、ソファ、洗濯物の上。
猫ちゃんがトイレ以外でおしっこやうんちをしてしまうと、本当に困りますよね。

朝起きたら布団が濡れていた。
仕事から帰ってきたら、部屋の中にニオイが広がっていた。

掃除や洗濯の負担も大変ですが、それ以上に「なんでここで?」と気持ちが沈んでしまいますよね。
診察室でも、そういう声をよく聞きます。

ただ、最初にお伝えしたいことがあります。
猫ちゃんの粗相を「嫌がらせ」や「わがまま」と決めつけるのは、少し待ってください。
もちろん、飼い主さんがそう感じてしまう気持ちはわかります。

ただ、診療の現場で見ていると、体の痛みが隠れていたり、トイレ環境への不満や不安、加齢など、猫ちゃんなりの切実な理由があることが本当に多いのです。

「急に布団でするようになった」と来院された子を調べたら、膀胱炎が見つかった。
逆に検査では何の問題もなく、猫砂の種類を変えたらピタリと治まった子もいます。

だからこそ、最初から原因を決めつけないことです。
私はまず病気の可能性を確認したうえで、ご家庭の生活環境をひとつずつ紐解いていくようにしています。

目次

まず考えたいのは「病気ではないか」

猫がトイレ以外でおしっこをしたとき、つい「トイレが汚かったのかな」「わざとなのかな」と考えてしまいます。
でも、診療では先に体の問題を疑います。

理由は単純です。
排尿時に痛みや違和感があると、猫は「トイレに入ると痛い」と思い込んでしまうことがあるからです。

実際に、こんな子がいました。
それまできちんとトイレを使っていたのに、ある日から急に布団でおしっこをするようになったんです。

飼い主さんは「性格が変わったのかも」と心配されていました。
尿検査と超音波検査を行うと、膀胱の中に小さな結石と強い炎症が見つかりました。

その子にとって、トイレは安心できる場所ではなくなっていたのだと思います。
「おしっこをすると痛い場所」と結びついてしまったのでしょう。

治療を行うと、少しずつトイレに戻れるようになりました。
すぐに元通りではありませんが、体が楽になるにつれて行動も変わっていきました。

こういう経験があるので、私は「まず尿の病気を外して考えましょう」とお話ししています。

すぐ受診したいサイン

次の様子があるときは、様子見にしすぎないでください。

  • 何度もトイレに行く
  • おしっこが少ししか出ない
  • トイレで長くしゃがんでいる
  • 鳴きながら排尿する
  • 血尿がある
  • 陰部をしきりになめる
  • 食欲がない、元気がない
  • 男の子で尿がほとんど出ていない

特に男の子の猫で尿が出ない場合、尿道閉塞の可能性があります。
これは命に関わることがありまので、「粗相」ではなく救急のサインとして考えてくださいね!

猫がトイレに厳しい理由

猫は、私たちが思う以上にトイレにこだわります。

わがまま、というより本能に近いものです。
ニオイ、足裏の感触、場所の安心感。
どれか一つが合わないだけで、使いたがらなくなる子がいます。

ニオイに敏感

猫はもともと、排泄物のニオイを隠して身を守る動物です。
室内で暮らしている子でも、この感覚は残っています。

人間には「少しニオイがするかな」くらいでも、猫にとっては強すぎることがあります。

  • 前の排泄物のニオイが残っている
  • 洗剤や芳香剤の香りがきつい
  • フード付きトイレの中にニオイがこもる

こうしたことだけで、トイレを避ける子もいます。

足裏の感触もよく見ています

猫砂の粒の大きさ。
硬さ。
踏んだときの沈み方。

ここも、かなり見ています。

診察で「最近、猫砂を変えませんでしたか?」と聞くことがあります。
すると、「そういえば先週から別の商品にしました」との答えが返ってくることがあります。

猫砂を元に戻しただけで、粗相が落ち着いた子もいました。
飼い主さんにとって使いやすい砂と、猫ちゃんが安心して使える砂は、必ずしも同じではありません。

トイレが汚いだけ? 病気も考える?

飼い主

トイレが汚いだけかと思っていました。
病気のことまで考えたほうがいいんですか?

Dr.Nyan

環境だけが原因の子もいます。
ただ診察ではまず「痛くてトイレを避けていないか」を考えます。
膀胱炎や尿石症があると、おしっこのたびに違和感が出ます。
その記憶が、トイレと結びついてしまうことがあるんです。

リスク先生

ここで「性格の問題」と決めつけるのが危ないところだね。
尿が出にくい子、とくに男の子は急いだほうがいい。
環境の見直しも大事だけど、順番を間違えないことだよ。

Dr.Nyan

そうですね。
検査で大きな異常が見つからなければ、それも大事な情報です。
そこから安心して、砂、場所、掃除、ストレスを一つずつ調整できますから。

猫が粗相をするとき、診療で考える主な原因

診療では、次のような順番で原因を探ります。

1. 膀胱炎・尿石症などの尿トラブル

猫の粗相でまず考えるのは、下部尿路の病気です。
膀胱炎、尿石症、尿道閉塞、特発性膀胱炎などが関わることがあります。

よく見るサインは、頻尿、血尿、排尿時の痛み、トイレに何度も行くのに少ししか出ない、といった様子です。

ただし、猫は痛みを隠すのが上手です。
「元気そうに見えるけれど、じつはおしっこがつらかった」
診療では、そう感じる子も珍しくありません。

2. 腎臓病・糖尿病・甲状腺の病気などによる多尿

高齢の猫ちゃんでは、尿の量そのものが増えていることがあります。
慢性腎臓病、糖尿病、甲状腺機能亢進症などでは、水をよく飲み、尿の量が増えることがあります。

尿量が増えれば、トイレが汚れるスピードも早くなります。

トイレに間に合わない。
きれいなトイレが足りない。
夜中に失敗する。

こうした形で、粗相に見えることがあります。

3. 便秘・下痢・関節痛

「トイレ以外でうんちをする」という相談では、便秘や下痢、関節痛も考えます。

硬い便を出すときに痛い。
下痢で間に合わない。
腰や後ろ足がつらくて、トイレの縁をまたぎにくい。

この場合、必要なのはしつけではなく体のケアです。

高齢の猫ちゃんで、低い入口のトイレに変えたら失敗が減った例もあります。
薬より先に、段差を下げるだけで楽になることがあるんです。

4. トイレ環境への不満

病気が見つからない場合、次に見るのはトイレ環境です。
猫が嫌がりやすいのは、たとえばこんなトイレです。

  • 排泄物が残っている
  • ニオイがこもっている
  • 猫砂の香りが強い
  • 砂の粒が大きい、硬い
  • トイレが小さい
  • フード付きで中が暗い
  • 洗濯機や人通りの近くにある
  • 多頭飼育なのにトイレが少ない

診療でよく感じるのは、「猫にとっての快適」と「人にとっての便利」がずれることです。

システムトイレは掃除が楽で、飼い主さんには人気があります。
けれど、足裏の感触やニオイの残り方が合わない子もいます。

反対に、細かい鉱物系の固まる砂に変えたら、すっと使うようになった子もいました。

5. ストレスや生活の変化

猫は変化に敏感です。

引っ越し。
部屋の模様替え。
工事の音。
新しい家族や同居猫。
飼い主さんの生活リズムの変化。

人間から見ると小さな変化でも、猫にとっては大きな不安になることがあります。
布団ばかり狙う子では、飼い主さんのニオイが強い場所で安心しようとしているように見えることもあります。

「怒らせようとしている」というより、「落ち着ける場所を探した結果、そこだった」と考えるほうが、診療現場の感覚には近いです。

6. マーキング

壁、カーテン、家具などに向かって、立ったまま少量の尿をかける場合は、マーキングの可能性があります。

トイレでしゃがんでする粗相とは、少し意味が違います。

未去勢・未避妊の猫では、発情や縄張り意識が関係することがあります。
手術で改善する子もいますが、すでに習慣になっている場合は、環境調整やストレス対策も必要になります。

ここには例外もあります。

去勢済みの猫でも、同居猫との緊張や、窓の外に来る猫の気配でマーキングすることがあります。
「手術しているから関係ない」とは言い切れません。

布団にするのは嫌がらせ?

飼い主

いつも私の布団なんです。
正直、嫌がらせなのかなと思ってしまいます。

Dr.Nyan

そう感じてしまいますよね。洗濯も大変ですし、落ち込みます。
でも診療で見ていると、布団は「飼い主さんのニオイが濃くて安心できる場所」になっていることがあります。

リスク先生

ただし、安心したいだけと決めるのも早いよ。
膀胱炎でトイレが怖くなって、柔らかい布団を選んでいることもある。
布団にする子ほど、尿検査は一度考えたいね。

Dr.Nyan

その通りです。
布団を守る工夫と同時に、痛みがないか、砂が合っているか、トイレの場所が怖くないかを見ます。
原因が一つとは限らないんです。

家庭で見直したいトイレ環境

ここからは、ご家庭でできる対策です。

一度に全部変える必要はありません。
猫ちゃんの様子を見ながら、できるところから整えていきましょう。

トイレの数は「頭数+1個」

猫のトイレは、頭数より1個多く置くのが目安です。

1匹なら2個。
2匹なら3個。

多頭飼育では、同居猫に見張られている、先に使われている、通り道をふさがれる、というだけで使いにくくなることがあります。

当院でも、別の部屋にトイレを増やしただけで粗相が落ち着いた例がありました。
「数」だけでなく、「逃げ道がある場所に分ける」ことも大切です。

トイレは大きめにする

猫が中でくるっと向きを変えられる広さが理想です。
目安は、体長の1.5倍ほど。

大きい猫ちゃん、シニアの猫ちゃん、関節がつらい子では、特にサイズと入口の高さを見てあげてください。

猫砂は無香料から試す

香り付きの砂は、人には清潔に感じるかもしれません。
でも、猫には強すぎることがあります。

粗相で困っている場合は、まず無香料の砂から試すのがおすすめです。

砂の種類は、細かくて掘りやすい固まる鉱物系を好む子が多い印象があります。
ただし、すべての猫に当てはまるわけではありません。

紙砂が好きな子もいます。
システムトイレで問題なく過ごす子もいます。

大切なのは、「その子がどう反応するか」です。

砂を変えるときは少しずつ

急に全部変えると、警戒して使わなくなることがあります。

今までの砂に新しい砂を少し混ぜる。
数日ごとに割合を増やす。
可能なら、古い砂のトイレと新しい砂のトイレを並べて選ばせる。

このほうが、失敗が増えにくいです。

掃除は「人の感覚」より一段こまめに

排泄物は、気づいたら早めに取り除きます。
できれば1日2回以上。

トイレ本体は定期的に洗い、ニオイが残る古いトイレは交換も考えます。

プラスチックの細かい傷にニオイが入り込むと、洗っても猫が嫌がることがあります。
ここは、診察でお話を聞いていても見落とされやすいところです。

置き場所は静かで逃げ道のある場所へ

洗濯機の横。
人通りの多い廊下。
玄関近く。
行き止まりの狭い場所。

こうした場所は、猫が落ち着きにくいことがあります。

トイレ中の猫は無防備です。
静かで、出入りしやすく、同居猫に追い詰められにくい場所を選びましょう。

粗相されたときの対処法

叱らない

これは本当に大切です。
粗相を見つけても、大声で怒らないでください。

猫は「そこでしたこと」ではなく、「排泄そのものを怒られた」と受け取ることがあります。
すると、見えない場所で隠れて排泄するようになったり、我慢して膀胱炎を悪化させたりすることがあります。

失敗したら、静かに片付ける。
トイレでできたら、穏やかにほめる。
原因を探す。

遠回りに見えても、この順番が近道です。

ニオイを残さない

猫は、おしっこのニオイが残った場所を「また使う場所」と覚えることがあります。

掃除には、酵素系の洗剤やペット用消臭剤を使うとよいでしょう。
アンモニア臭のする洗剤は、猫にとって尿のニオイに近く感じられることがあります。
避けたほうが無難です。

布団やカーペットは、表面だけでなく奥までしみ込んでいることがあります。

繰り返す場所には、防水カバーを使う。
入れない時間を作る。
近くに好みのトイレを置く。

環境側の工夫も、治療と同じくらい大切になることがあります。

叱らないとわからない?

飼い主

叱らないと、悪いことだとわからない気がします。

Dr.Nyan

そのお気持ちはよくわかります。
でも、猫にとって排泄は生理現象です。
叱られると「ここがダメ」ではなく、「おしっこ自体が怖い」と受け取る子がいます。

リスク先生

怖がって隠れるようになると、原因がもっと見えにくくなるよ。
尿の回数や量も確認しづらくなるから、病気の発見が遅れることもある。

Dr.Nyan

だから、粗相は淡々と片付ける。
うまくいった行動を増やす。
そのうえで原因を探す。
猫にも飼い主さんにも、そのほうがやさしい方法だと思います。

当院で経験した改善例

症例1:布団でおしっこをしていた猫ちゃん

急に布団でおしっこをするようになった猫ちゃんです。

飼い主さんは「かまってほしいのかも」と考えていました。
ところが、尿検査と超音波検査で膀胱炎と結石が見つかりました。

治療を進めながら、痛みのコントロール、水分摂取、トイレ環境の見直しを行いました。

すぐに完全に戻ったわけではありません。
でも、痛みが落ち着くにつれて、トイレに入れる日が増えていきました。

この子を診て、あらためて「粗相の裏に痛みが隠れていることがある」と感じました。

症例2:システムトイレが合わなかった猫ちゃん

検査では大きな異常が見つからなかった猫ちゃんです。

お話を聞くと、粗相が始まった時期と、トイレをシステムトイレに変えた時期が近いことがわかりました。

そこで、以前に近い細かい固まる砂を別のトイレで用意してもらいました。

数日後、「そちらばかり使っています」とご連絡がありました。
飼い主さんは「便利なトイレにしたつもりだったのに」と驚かれていました。
でも、これは本当によくあります。

人が楽なトイレと、猫が安心するトイレ。
そこに差が出ることがあるんです。

症例3:高齢になって間に合わなくなった猫ちゃん

シニアの猫ちゃんで、トイレの近くまでは行くけれど、外でしてしまうという相談がありました。

診察では腎臓病による多尿があり、さらに後ろ足の踏ん張りも弱くなっていました。

そこで、低い入口の大きなトイレを増やし、よく過ごす部屋にも設置しました。

病気の治療と並行して、トイレまでの距離と段差を減らしたところ、失敗の回数が減っていきました。

高齢猫の粗相は、「忘れてしまった」だけではありません。

体がついてこない。
尿量が増えている。
段差がつらい。

そういう小さな負担が重なっていることがあります。

今日からできるチェックリスト

猫ちゃんの粗相で悩んだら、まずここを確認してみてください。

  • 尿の回数や量が増えていないか
  • 血尿や痛そうな様子がないか
  • 便秘や下痢がないか
  • トイレの数は「頭数+1個」あるか
  • 排泄物を1日2回以上取り除けているか
  • 猫砂は無香料か
  • 最近、砂やトイレを変えていないか
  • トイレは体に対して小さすぎないか
  • フード付きでニオイがこもっていないか
  • 洗濯機や人通りの近くに置いていないか
  • 同居猫に邪魔されていないか
  • 高齢猫の場合、段差が負担になっていないか

チェックが多く当てはまるほど、見直しで改善する余地があります。

ただし、尿の異常がある場合は、環境改善だけで様子を見すぎないでください。

よくある質問

トイレはきれいなのに、布団に粗相します。なぜですか?

布団の柔らかさを好んでいる場合もありますし、飼い主さんのニオイで安心したい場合もあります。
ただ、膀胱炎や尿石症でトイレを避けていることもあります。
特に急に始まった場合、まず尿検査を考えたほうが安心です。

システムトイレと固まる砂、どちらがいいですか?

どちらが絶対に正しい、とは言えません。
飼い主さんにとって手入れが楽なのは、システムトイレかもしれません。
一方で、猫によっては細かい固まる砂を好むことがあります。

粗相が続いているなら、今のトイレを残したまま、別のトイレに無香料の固まる砂を入れて選ばせてみるのも一つです。

高齢になってから失敗が増えました。認知症ですか?

認知機能の低下が関係することもあります。
ただし、それだけとは限りません。

腎臓病による多尿、関節痛、筋力低下、便秘などでも失敗が増えます。
高齢猫では「年だから」で終わらせず、体の状態とトイレ環境を一緒に見ていくことが大切です。

何日トイレ掃除をしないと嫌がりますか?

何日、というより、排泄物が残っているだけで嫌がる子もいます。
少なくとも1日2回以上は確認したいところです。

多頭飼育では、さらにこまめな掃除が必要になることがあります。

粗相はわざとですか?

診療で見ている限り、嫌がらせとして考えるより、理由があって別の場所を選んでいると考えたほうが解決に近づきます。

痛み、不安、ニオイ、砂の感触、同居猫との関係。
どれか一つではなく、いくつか重なっていることもあります。

急に粗相を始めたら、病院へ行くべきですか?

はい。
特に、おしっこの粗相が急に始まった場合は一度ご相談ください。
頻尿、血尿、痛そうな様子、食欲低下、元気消失がある場合は早めの受診をおすすめします。

男の子で尿が出ていないときは、緊急性があります。

当院の診療方針

猫の粗相は、飼い主さんにとってつらい問題です。

掃除、洗濯、ニオイ、家族への気兼ね。
毎日続くと、気持ちがすり減ってしまいます。

でも、猫ちゃんも困っていることが多いのです。

痛い。
怖い。
落ち着かない。
間に合わない。
その砂が苦手。

言葉で言えない分、行動として出ているだけかもしれません。

私は、猫の粗相を「困った行動」とだけ見ないようにしています。

まず体の痛みや病気を確認する。
それから、猫ちゃんが安心して使えるトイレを一緒に探す。
最後に、飼い主さんが続けられる形に落とし込む。

この順番を大切にしています。

最初から完璧な正解が見つかるとは限りません。

それでも、尿検査、生活環境の聞き取り、トイレの写真、砂の種類、同居猫との関係を一つずつ見ていくと、改善の糸口が見えてくることがあります。

「しつけが悪かったのかな」と一人で抱え込まなくて大丈夫です。

佐倉市周辺で、猫ちゃんの粗相やトイレの失敗に悩んでいる方は、おしっこチェックも兼ねて一度ご相談ください。

猫ちゃんが安心して排泄できること。
飼い主さんが、また穏やかに暮らせること。

その両方を目指して、診療の中で一緒に考えていきます。

筆者・若山正之(Dr.Nyan)のプロフィール

若山動物病院院長 獣医師 若山正之(Dr.Nyan)

本記事は、千葉県佐倉市で犬・猫の診療を行う獣医師・若山正之が監修・執筆しています。
1975年より小動物臨床に従事し、現在は若山動物病院院長として、犬猫の診療と予防医療に取り組んでいます。
長年の臨床経験に基づき、一般診療から予防医療、シニア医療まで幅広く対応しています。

特に、病気の早期発見・早期対応を重視し、飼い主様にわかりやすい説明と納得いただける診療を心がけています。
また、幹細胞療法や免疫療法などの先進医療にも取り組み、動物の生活の質(QOL)を重視した治療を提供しています。

これまでに一般飼い主様向けのセミナーや講演活動を多数行い、正しい医療知識の普及にも尽力しています。
著書に『老犬生活 完全ガイド』『犬と猫の老齢介護エキスパートブック』などがあります。

本記事は最新の獣医療知見と臨床経験をもとに作成していますが、症状や状態によって対応は異なるため、気になる症状がある場合はお早めに動物病院へご相談ください。