若山動物病院ブログ
干からびちゃってるんだね
暑いよ~!
暑くて倒れそう・・・
昨日も今日も、日中の気温は30℃を超えるとの天気予防がありました。
過去に熱中症を起こし、しかも本日来院予定の仔には朝に電話を差し上げました。
その多くの仔は、心臓病です。
心臓病や腎臓病の仔は、暑さが苦手なんです!
熱中症じゃないの??
ピーカンの中に、ずっと居るからだよ!
熱中症といえば、暑い日差しの中を散歩したり・・・
日陰の無い風通しの悪い場所に居たり・・・
真夏の暑い日を想像するかもしれません。
そんな日ばっかりではなく・・・
昨日・今日のように、梅雨の合間の気温が高い日も危険なんですよ!
雨の降った日や、雨の降った日の翌日はジメジメ湿気がひどくありませんか?
そんな日は、熱中症には注意しましょう!
ここに注意事項を・・・
- 気温が高い日、湿度が高い
- 風が弱く、しかも日差しが強い
- 照り返しが強い
- 急に暑くなった
実は気温が高くなくても、湿度が高いと熱中症になってしまうこともあります。
温度だけでなくて
湿度が高くても熱中症になることがあるんだね!
聞いたことある・・・
家の中に居たのに熱中症になってしまったってさ!
湿度が高い日も、水分補給すれば良いんだって。
実は・・・
老齢になると熱中症に罹りやすくなったり重要化しやすくなります。
その理由は
- 体内の水分の割合が少ないので、水分不足になりやすい
- 喉の渇きを感じにくく、水を飲む量が少なくなる
- 心臓や腎臓の機能が落ちている
心臓病と腎臓病の仔は熱中症に弱いんです!
その理由は・・・
熱中症になると、脱水状態になります。
体内の水分が失われると血液中の水分も減り、血液が濃くなります。
それってさ・・・
ドロドロ血になるってことだよね
暑いと体温が上がります。
その結果、体は血液の流れを良くし体温を下げようとします。
そのため心臓は頑張ってドキドキを増やす、つまり心拍数が上げます。
仕事量が増えちゃうちゃった心臓には負担がかかり、疲れが出てしまいます。
これって危ないですよね!
また腎臓も同じです。
脱水状態になると腎臓に流れる血流量が減ってしまいます。
その結果、腎臓の機能に悪影響が出てきます。
このようなことから、熱中症になると心臓と腎臓にトラブルが起きてしまうのです。
熱中症が怖いのは、このようなことからんです!
実は。。。
猫ちゃんはワンちゃんよりは暑さに強いとは言っても・・・熱中症になるんですよ!
気をついけねば・・・です!