若山動物病院ブログ
動物言語
千葉県佐倉市の『若山動物病院』の千明です。
最近、検査室にいると小鳥の鳴き声をよく聞くようになりました。
その声の正体は検査室横の小庭に遊びに来ている「シジュウカラ」
黄緑色から青灰色へと続くキレイな羽と黒いネクタイをつけているシジュウカラは日本のほぼ全域に生息し、市街地や住宅地など人と近い場所でも見かけることが多い鳥です。
シジュウカラの鳴き声には200以上の種類があり、それらを独自の文法法則にしたがって組み合わせながら会話をしていることが最近の研究で解明されています。
その研究をもとに今年4月に東京大学で世界初となる「動物言語学分野」の研究室が設立されました。
病院へ遊びに来る子たちは一体どんな会話をしてるのか、その声を聞きながら可愛い姿を見るのが最近の楽しみです (・´∀`・)
ちなみにシジュウカラはネクタイが太いのがオス、細いのがメスと簡単に見分けることができます。