若山動物病院ブログ
眼の力👀
こんにちは、千葉県佐倉市「若山動物病院」の松田です。
皆さんは、犬達が見ている景色が、人とは違うというのはご存知ですか?
実は、犬と人では「見えている世界」に違いがあるんです。
まず大きな違いが色の見え方です。
人間は赤・緑・青の3種類の色を感じる細胞を持っていますが、犬は主に青と黄色を感じるとされています。そのため、人では色鮮やかに見える景色も、犬には青や黄色、グレーなどを中心とした世界として見えていると考えられています。


例えば、赤いボールは写真のように犬には全く違って見えています。
また、犬は暗い場所で物を見る能力がすごいんです。
犬の目には「タペタム」という光を反射する構造があり、少ない光でも周囲を見やすくする働きがあります。夜道で犬の目が光って見えるのは、このタペタムによるものです。
また、犬は色を細かく見分けることよりも、動いているものを見つけることが得意だとされています。
もちろん、犬は視覚だけに頼っているわけではなく、優れた嗅覚や聴覚も使いながら、周りの状況を把握しています。
ただ、視力は年齢や病気によって変化することがあります。物にぶつかる、暗い場所を嫌がるなど、以前と違う行動が見られた場合は、病院にご相談ください。
また、視力が弱ってきた場合あまり家具の配置を動かさない方がいいです。なぜなら犬達は家具の配置を覚えているからです。
それではまた。